第18回活動報告 H18.6.17

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活動日 H18.6.17

三島街道

 一昨日までは季節外れの大雨が日本列島を襲い各地で土砂災害や大水の被害が出ており、栃木県も降水雨量が100ミリから150ミリを超える雨量を記録した地域があったため男鹿の山の状況が心配されましたが、幸いにして栃木県北部の山々では降水量もそれほど降らずに作業に支障をきたす状況とはならかったばかりか、早朝より青空が広がり絶好の作業日和となりました。気温も一気に上昇し雨後の湿気と相まって蒸し暑く感じるほどとなり、作業をおこなう条件としては最高に整ったものとなりました。

 今回の参加者は会員が18名、日光森林管理署より横川森林官の総勢19名と作業人員としては平均的な参加人数となりますが、前回に続き崩落箇所での作業を行なうとなると非常に厳しい人数であることは間違いありませんし、効率良く段取りを組んで最大の成果を生むよう監督(指示)するものと各自の働きが重要な鍵となる作業であったことは言うまでもありません。

 作業は前回と同様、横川林道と三島街道跡とのとりつきより約1.6Km先の崩落箇所に片桟橋(木橋)を架ける作業です。前回に行なった続きを行なう予定ですが、足場の確保が出来ない約12mの距離の険しい崖(崩落)に木橋を架ける作業は考える以上に危険を伴うばかりか労働力も必要になります。まして、昨日まで降り続いた雨によって足場はすべり危険度は120%です。慎重に作業を行い事故のないよう細心の注意を払いながら行動することを再認識することとなりました。

 前回までに伐採して、ある程度確保しておいたカラ松を一定の長さ(橋のスノコとして利用)に切りそろえるための準備では、間柱やチノキは前回でほぼセッティングは終わっているため、その上にスノコを並べて完成させる作業を全員で行なうこととします。直径約20cmのカラ松を同じ長さに切り揃える作業は機械の力を借りなければ捗らない作業ですが、チェーンソーを操作すればいともたやすく作業が捗っていきます。ただ、作業従事者の年齢がかなり高いため、安全度を考慮して今後は考えていjかなくてはならないと感じました。

三島街道

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