活動報告 H25.7.20

報告日 H25.7.22
 
今回も参加者が少なく活動は中止となりました。 
「三島街道を復元する会」も平成15年の発足から10年が経ちました。その間、活動も順調に且つ盛大に行われてきましたが、新規会員の入会が滞っていることや当初よりの会員が高齢化した事、また、発起人である故服部吉雄氏の逝去(平成18年4月末)等も重なり、今期で会を解散することとなりました。現在の会員数は16名ですが、発足当初は60名の方々に支えられて荒れた古道の整備を行ってきました。また、日光森林管理署の理解と協力もあり、旧「男鹿橋」より「桃の木峠」までの約9Km間で道片を塞いでいる針葉樹の伐採や枯倒木および風倒木の撤去、また間伐や下草刈り等の作業を中心に、参加者も目標を持って充実した作業を行うことが出来ました。当初歩行が困難であった土砂等が崩れて道を塞いでしまった崩落個所等も鍬やスコップで整正し、「木桟橋」を組み上げたり「片桟橋」を架けたりと参加者が一丸となって取り組み、一人一人が努力した成果が完成品となって山中に存在することで会員同士の親交も深まり、達成感と共に充実感も計り知れないものがありました。
現在では会員の平均年齢は60歳代後半となっています。発足時に50歳代だった会員も10年の年月を経てそれなりに年をとってしまいましたが、現在も各個人間で交流が図られている事は嬉しい限りです。
 
現在までの会の活動内容や遍歴は「ワイルドフィールズおじか」キャンプ場管理棟2Fに展示してあますのでご覧になりたい方は管理人に一声かけてご覧ください。なお、「三島街道」復元跡はボランティアの会が個人的に日光森林管理署の許可を得て復元した道です。入山するには日光森林管理署の許可が必要です。個人的トレッキングやイベントに利用する事は出来ません。
また、道中の一部に会でカラマツを利用して組み上げた「桟橋」や土止め等が敷設してありますが、これらへの立ち入りや利用はご遠慮願います。万が一、これらを利用して怪我や事故等が発生しても日光森林管理署及び三島街道を復元する会には一切の責任はありません。入山に際して、事故や怪我等については個人的責任であることをご了承願います。
 
 
活動日 H25.7.22