第13回活動報告 H17.8.20

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活動日 H17.8.20

三島街道

今回の活動はスタート月であった4月度の積雪による活動延期、また、7月度は梅雨の影響から明け方まで集中豪雨と落雷があり急遽活動中止となった事で、今期3回目通算では13回目の活動となります。そのため、今期の作業計画に対し進捗状況が遅れがちとなっていますが、ベテラン会員の経験と過去の作業で蓄積されたノウハウにより作業用具等の準備は勿論のこと、作業の段取りにおいても桟橋作成のために必要な部材の調達や基礎づくりなどを自主的に行う状況が出始め心強い状況となりました。

今回の作業は、前々回やり残した横川林道のとりつき口より約700m程進んだ崩落箇所に片桟橋を架ける作業(昨年伐採した針葉樹を使用して加工し運搬し組付ける作業)を中心に行ないましたが、片桟橋を架ける場所の距離は延べ30m程あるばかりか、確保する丸太の本数や加工に要する作業量が多いことから完成までは至らず、次回に持ち越して行うこととなりました。また、昼食時間までは良かった天候も時間と共に次第に悪化し午後2時頃には落雷と共に大粒の雨が木々の葉をたたき始めました。天気予報では栃木県北部には午後4時頃から「大雨・落雷警報」が発令されていましたが、作業予定時間外であり支障は無いものと考えていたため予想外でした。雨足の勢いは一段と強くなったばかりか落雷も近づいてきたため危険度を考慮して急遽作業を中止し帰路につくこととしました。

今回の参加者は「三島街道を復元する会」の会員が20名と日光森林管理署より流域管理調整官、横川森林官の総勢22名の作業でした。それぞれが過去の経験を生かし効率よく作業を行う様子は今後の作業の進捗状況にとって大きな礎となると感じました。ただ、会員が作業になれてきたことで無理をして、万が一の事故が起こらないように作業については細心・万全の注意を払って取り組んでいくよう、会より指導を行っていきたいと思います。

三島街道

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