第12回活動報告 H17.6.18

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活動日 H17.6.18

三島街道

 第3期第2回目の活動(通算12回目)となった今回、梅雨の季節となり男鹿の山では前日まで前線が北上し夕刻には豪雨に見舞われたようであり本日の予報も午前中は雨が降るとのことでした。しかし、予報とは裏腹に男鹿の山々の天気は回復し太陽が顔をのぞかせ、気温も上昇したことで標高1,000mの此の地点であっても湿度の高い蒸し暑い一日となりました。

 今回の作業は前回に引き続き崩落箇所の土止めおよび桟橋を作成する作業でしたが、参加人数の関係から前回やり残した沢に橋を架ける作業とは別に、入山点より約600mほどの崩落箇所の不陸整正作業と昨年度伐採した針葉樹を利用して桟橋を架ける作業を中心として行うこととなりました。作業内容については前回の経験を生かし丸太を運び加工しながら橋となるよう組み上げていく段取りですが、今回の桟橋を架ける場所の距離は約40mあるため、確保する丸太の数や加工に要する作業量は前回以上にハードな作業となってしまいました。

 参加者は「三島街道を復元する会」の会員が14名、日光森林管理署より横川森林官、歩道整備活動の指導をお願いしている専門家の総勢16名と少人数での作業でしたが、それぞれが過去の経験を生かし効率よく作業を行う様子は今後の作業の進捗状況にとって大きな礎となると実感しました。ただ、今回の参加者の平均年齢が約60歳オーバーと高齢であり、いくら林業関係の出身者が多いと言っても万が一の事故が起こらないように今後の作業については細心・万全の計画を以て行うよう計画を立てて実施していきたいと感じました。

三島街道

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