第25回活動報告 H19.7.21

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活動日 H19.7.21

三島街道


 今期(第5期)3回目、発足から通算で25回目となる今回は、昨日より太平洋上の小笠原諸島近辺に停滞していた梅雨前線が本州へ北上した影響で、昨夜半から振り出した雨が集合時間のAM10時00分になっても降り止まず、林道は元より復元道跡も足元がぬかるみ滑りやすい状況となったため、事故等に繋がることを懸念して中止としました。しかし、この雨の中、三島道の復元作業を行なう準備を万全に整えて「JOBSおじか」キャンプ場に集合した会員数は21名。予想をはるかに超える人数となりました。会員の中から「せっかくこれだけの会員が集合したのだから作業をしようではないか?」との声も出たため、しばらくの間天候の回復を期待することにしましたが、定刻を過ぎても雨の止む気配が無いため再度中止の確認をとりました。また、集まった会員の中から、せっかくの機会でもあるので、三島街道復元作業の進捗状況の確認と作業の安全講習会を、指導をしている森林管理署の職員にお願いしたいと言う要望があったため、この機会を利用して三島街道復元作業上での注意点、留意点、機械・道具類の安全な使用方法並びに安全衛生等についての講習会及びミーティングを行うことといたしました。
 講習会では講師である元日光管理署職員のY氏により、森林整備の現場で起こった実際の事故の話やチェーンソーを使用した伐倒作業に必要な基本的知識について約2時間ほど行っていただきましたが、参加した会員は熱心に耳を傾けていました。なお、今回は雨空が幸いして、今まで行っていなかった講習会を開催できたことで、三島街道の復元作業に向けて会員の技術や知識は元より更なる飛躍が臨めた有意義な時間となりました。

講習会・勉強会の内容は、
①三島街道復元の進捗状況と今後の計画と対策
②伐木作業の方法と注意点・留意点
③伐倒木の処理及び禁止事項
④チェーンソーの取り扱い・操作・メンテナンス
⑤チェーンソーの目立てのHOW TO
                       でした。

まお、講習会を終え昼食時間のAM12時00分頃には、すっかり雨も上がり、空一面を覆っていた雲もまばらになり始め、青空がのぞき始めたため、各自が持参した「昼食」をキャンプ場の広場に設置されている(ガーデンテーブル〉でとりました。
会員の中には、昼食も早々に切り上げ、自ら山に入り山菜やキノコ採りに出かける面々もおりましたが、『男鹿』の景色は相変わらず大自然の静寂に包まれていました。



三島街道