第24回活動報告 H19.6.16

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活動日 H19.6.16

三島街道


 今期(第5期)2回目、発足から通算で24回目となる今回の活動は、横川林道とのとりつき口より復元道を約3.5Km入ったウドガ沢源流部手前の約300mの傾斜地の不陸整正作業とウドガ沢源流に木桟橋を架ける(木橋架け作業は最後)作業です。今回の作業場所まではとりつき口から復元整備したコースを道なりに歩くと距離で約3.5Kmですが、今回も車置き場の手前の涸れ沢より入山するショートカットコースを利用することで、とりつきより約2.0Km地点に出る近道を利用しました。このルートを利用することにより、現地での作業時間を大幅に稼ぐことが出来るばかりか体力の消耗も抑える事が出来、作業効率はすこぶる捗り、無理な作業を行なう状況からも回避できるため作業の安全性も確保できます。

 昨日、気象庁より梅雨入りの発表があり天候が心配されましたが、幸いにして当日は雲ひとつ無い青空が広がり絶好の作業日和となりました。また、平野部(宇都宮近郊)では気温も一気に上昇し30度を超える真夏日になりましたが、三島街道跡の標高(1,150m地点)では24度と、作業を行なう条件としては最高に整ったものとなりました。

 今回の参加人数は会員25名、また、日光森林管理署のY.M様の指導を仰ぎ総勢26名での作業となったため、参加者を2班に分け不陸整正作業中心の班と伐採したカラ松唐を加工する班とに分かれて作業を行ないました。今回の作業場所は土砂が堆積した傾斜地の整地が中心のため唐グワとつるはしが大活躍、約200m程の斜面の土砂や石を削り採り、土留めを行ないながらの作業で、人が安心して歩ける1m幅の歩道がわずか1時間強の間に見事に完成しました。
 午後の作業ではことのほか午前中の整地作業が捗ったため、ウドガ沢源流近辺の整地(約150mの歩道造り)と共に木橋を架ける作業までを完成させることとなりました。周辺はかなり荒れており、道方が良くわからない箇所が多くまた、橋の部材となるカラ松も少ない状況で思案しましたが、枯れ倒木等を集めて加工し利用することで無事に立派な木橋が完成しました。


三島街道