第44回活動報告 H22.8.21

 活動日 H22.8.21                     
 
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 今夏は、7月末より35度を超える猛暑日が連日続いており、日本列島の各地でお盆を過ぎてから過去最高気温を記録するるなどの異常気象が続く中、熱中症で倒れる方も過去最高となったとの報道もありました。本日も平野部では猛暑日となる予報が出ており、ここ男鹿山のキャンプ場界隈の標高820m前後でも25度に近い暑い日となりました。今回は、そんな状況の中の活動ということもあり、熱中症の心配もありましたが、水分補給に気遣いながら過度な作業は控える活動としたことで、特に事故やけがもなく無事に終了しました。
 
 さて、今回の参加者は会員が12名、指導をお願いしている日光森林管理署から業務課長の参加を含め総勢13名での作業となりました。作業は前回同様、横川林道と三島街道のとりつきに車を止め、整備した三島街道を道なりに進み、途中、道片が狭く歩きづらい箇所の安全確保のための不陸整正作業を行ないました。また、前月終了した伐採工事の木材運搬道と三島街道が交差または横断する数箇および重機により修復された三島街道を再確認しましたが、前回の荒れた歩きづらい状態からある程度落ち着いて、街道の土砂も締まり、歩きやすい状態になっていました。
 
イメージ 3 今回は、作業前の午前中に「キノコ採り」を会長の先導で行ないました。この時期のメインは「乳たけ」(通称ちたけ)で、特に栃木県民の間では珍重されるキノコです。このキノコから出る「出汁」は天下一品で、県内の観光地では「ちたけうどん」「ちたけそば」「ちたけ汁」等、名物ともなっている逸品です。採った場所は秘密ですが、「ワイルドフィールズおじか」キャンプ場からわずか数百メートルのところとだけ言っておきます。参加者全員が採りに行ったわけではありませんが、約1時間程度で十数本の収穫がありました。ただ、三島街道の復元作業とは違い、出発早々、かなり険しい斜面を登って山の中に分け入り、キノコ採りを行なっただけでしたが、暑さも手伝ってか参加者は体力を使い切ってしまったようでした。来月の活動日も午前中は「キノコ採り」を行うこととしましたが、今度はどんな「きのこ」が採れるのか?楽しみにしたいと思います。
 
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 キノコ採りに行く道中、木の皮が剥けて丸裸になった大木を発見しました。これは、「熊」の仕業らしいです。幹と皮の間の樹液を求めての行動とのことですが、何とすさまじい力なのかと、改めて野生の「熊」の強さに驚きました。
この木の名前は分かりませんが、さぞおいしい樹液がでるのでしょう?
ただし、この木は林道からわずか10m位のところに生えていました。この林道はキャンパーや釣り人が頻繁に歩く場所で、キャンプ場から1Km位の位置です。気をつけましょう。