第42回活動報告 H22.5.15

活動日 H22.5.15

イメージ 1
 
 今期(第8期)の活動は、4月度より毎月1回(第3土曜日)を割当て、計8回を予定していましたが、残念ながら本年も晩雪の影響で残雪が残り。往復路の横川林道の状態も車での移動が危険であったため中止としたことで、今回(5月度)が今期初の活動となりました。前期は日光森林管理署管内の三島街道跡(旧男鹿橋~桃の木峠間の約6Km)の修復が一応完了し歩ける状態にまでなったことから、今期は、さらに完成度を上げるべく「不陸整正」を中心に「安心・安全・快適」な道作り作業を計画しています。
 
 今回の参加人数は既存会員15名、また、指導をお願いしている日光森林管理署より流域管理調整官の参加を含めて総勢16名での作業となりました。
 
 先ずは林道との「とりつき」より街道跡を道なりに譲歩し、木桟橋や修復跡の確認をしながら「桃の木峠」まで一気に登り、修復の必要な箇所の不陸整正作業を行なうこととしました。とりつきより復元道なりに行くと、土砂や岩等が崩落により堆積して歩道を覆いつくしている箇所が要所要所にありますので、随時歩道確保の整備を行ないながら進み、今年度の中心作業として取り組んで行きますが、その手始めとして本日の作業は有意義な内容であったものと考えます。
イメージ 2
 なお、今期初の活動を行う前に、第7期総会を出席会員18名で開催いたしました。審議事項として、第7期活動報告並びに収支報告及び第8期活動計画案並びに予算案の承認の件と併せて、会の規約に則り役員改選の件が上程され、出席会員全員一致で承認可決されました。新代表には発足以来作業の指導的立場にいた元日光森林管理署員のY氏が選任されました。
 
 本日の天気は晴天、標高1,200mの「桃の木峠」地点でも気温は穏やかでしたが、「ワイルドフィールズおじか」を出発して横川林道を進むにつれて、男鹿山の景色はまさに「衣替えの真っ盛り」、芽生えたばかりの若々しい新芽が日差しを優しく遮ってすがすがしい景色が広がっていました。また、山菜も今が「採りごろ」「食べごろ」で、作業を終えた会員の手には袋いっぱいのお土産(こごみ・ぜんまい)がぶら下がっていました。
 
イメージ 3イメージ 4サンショウウオのたまご」・・・桃の木峠の手前にあるヌタ場(鹿の水浴の水溜り)の中にサンショウウオの産卵を見つけました。川や原流域でもないただの水溜りの中に3箇所に分けて産み付けられていました。水深は約10センチほどの水溜りです。