第39回活動報告 H21.8.22

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活動日 H21.8.22

三島街道


 前回(7月18日予定)の活動は土曜を含み3連休の初日と重なったこともあり参加者数も少なく、都合により中止としたことで、今回が今期3回目、通算で39回目の活動となります。今回の作業は男鹿山林道とのとりつきより三島街道跡を約6.0Km程進んだ昨年に強固に単管(足場パイプ)で土台を組み、その上に丸太を加工して架けた片桟橋が頭上の岩盤の崩落により、原形は留めているものの、数日前に発生した地震(震度4強)により更に落石が重なり、渡って歩くにも危険な状況に様変わりしてしまった箇所を修復することにしました。

 先週までは関東の山沿いは集中豪雨に見舞われ、平野部の川には水かさが増し被害が出た場所もあったようですが、幸いにして今週末は晴天が続き、標高1,200mの男鹿山の山頂近辺でも気温は上昇しましたが作業を行なうには程良い状況となりました。ただ、作業場までは道のりがあるため、午前10時に「ワイルドフィールズおじか」を車で出発し、とりつきまで約10分、そこから作業場まではショートカットコースを辿っても徒歩で約1時間30分ほどかかります。昨年の経験では8月の中旬頃は30℃を超える猛暑日が続き、特にショートカットコースは体力の消耗も大きく、足取りも重くきついコースだったと記憶していますが、今年は程良い気温(24℃)と湿度からか、体力の消耗もさほど感じず、疲労感も少ない状況であったことは参加者全員が感じたことでした。

 今回の参加者は、会員が8名と日光森林管理署より業務課長が指導に当たり合計9名での作業となりましたが、200kgはあろうかという大岩や大小の岩を叩き割り、転がして除去する作業は、結構重労働でしたが、大岩を撤去した後の足場パイプは思っていた以上にしっかりと固定されており、少し手直しするだけで十分に耐えうる状況でした。丸太を並べ替え、補強して修復作業は約2時間強で終了しましたが、今期の作業として予定している「とりつき」より「桃の木峠」までのり約7.5kmを残り3回の作業で完全復元するには、前回中止となったことが大きく影響することは否めません。


三島街道